猫背を改善して、姿勢を良くすることで人に与える印象が変わる
こんにちは、パーソナルトレーナー柴田です。
今日は、歪みの象徴である猫背について書こうとおもいます。
実は、姿勢が悪いとか猫背は、誰かに指摘されて初めて気づく場合がほとんどですよね。
「私って猫背なんだ、、、、かっこ悪い」
指摘されてはじめて気が付いて、年齢も老けて見られることもあります。
そして、指摘された本人は、見た目だけではなく、カラダに様々な問題が生じています。
- 今回は、実際に猫背ってどうなっているのか知りたい!
- 腰痛や肩こりの原因が知りたい
- トレーニングの効果が感じられない!
このように感じている方は、是非読み進めることをお勧めいたします。
気になるところから読む
猫背が与える印象
人の印象は、3秒で決まると言われているように、どんなに整った顔や引き締まった体型だとしても、「姿勢が悪い」というだけで、「見た目が悪い」印象を与えてしまいます。
- いつも下を向いて自信がなさそう
- 歩き方がなよなよしている
- 顔が暗いて印象が悪い
- 顔や首だけでなく、体全体がたるんでいる
あげるだけでキリがありませんが、全て見た目に出るとってもいいかもしれません。
なぜ身体が歪むのか
- 首が前に出る
- 背中が曲がる
- お尻の形が崩れる
- 脚が歪む
猫背などの悪くなった姿勢は、一部分だけが歪んでいるわけではありません。
体は、手や胴体、脚など全て繋がっているため、一つが歪むと、必ず全体的に歪みが生じます。
また、そもそも人の体は、多少歪みを生じています。
内臓に関して、心臓は左に位置し、その分肺は左右大きさも違います、肝臓やすい臓も右に位置しています。そして、利き腕や利き足もあります。
なので、多少は歪みがあります。
でもなぜ、どんどん見た目が悪く老けているように見えるのか?
それは、ほとんどが環境の問題です。
- 床に座る
- お姉さん座り
- 椅子に浅く座り背もたれを使う
- デスクワーク
- パソコンやスマートフォン
時代が発展してくなかで、逆に体は衰退して猫背が横行していくのです。
冒頭でも述べたように、生活してくだけで、どんどん見た目が変化、衰退していきます。
自分の不良姿勢を知ることで、トレーニング方法がわかる
衰退を防ぐためには、悪くなった姿勢を意識し、改善するためにトレーニングを行う必要があります。
しかし、ただ単純に筋肉トレーニングすればいいというわけではありません。
猫背などの不良姿勢には種類があります。それぞれの姿勢により、体にどのような状態になっているのかを知りトレーニングを行う必要があります。
その姿勢を見ると、体がいまどのような状態になっているか、目にとるように分かります。
5つの姿勢を知る
一般的に、悪い姿勢は様々ですが、5つに分類できます。
※当スタジオは、3つに分けています。3つの姿勢についてはこちらから〉〉
反り腰、フラットベック姿勢、スウェイバック そして、併発している猫背、特殊な歪みである側弯の5つに分かれます。
反り腰姿勢
- 腰が反っているため、腰の筋肉が短くなり張っている
- お腹周りは長く(伸び)たるむ
- お尻や太もも裏の筋肉が長い(伸びている)
- 脚の付け根、股関節(太ももをあげるための筋肉)が短い
フラットバック姿勢(平背)
本来、腰回りの背骨は、緩やかなS字カーブになっていますが、フラットバックは、そのカーブが消え、ストレートなってます。
- お腹周りの筋肉が縮み短い
- 腰の背骨周辺の筋肉は長い
- 太もも裏の筋肉は短い(伸びている)
- 脚の付け根や股関節周辺の筋肉(太もも脚上げで使う筋肉)は長い
また、本来動いて欲しい背骨は動きにくくなりお尻は垂れ下がって見えます
スウェイバック姿勢(凹円背)
- お腹周りの筋肉上部は縮み短い、下部は長い
- お腹横の筋肉は短い長い部位がある
- 太もも裏の筋肉は短い
- 骨盤がくるぶしよりも前にあることが特徴
- 上半身が凹んで見える
猫背(上位交差症候群)
言わずと知れた猫背ですが、上記3つの姿勢と併発している場合がほとんどです。
- 首の骨の前側についている筋肉が長くなっている
- 胸鎖乳突筋という耳の後ろから鎖骨についている筋肉が短い
- 胸の筋肉群が短い
- 肩周りの筋肉が短い
- 肩甲骨の下側の筋肉が長い
猫背のまま、筋トレを行なってしまうと、あまり効果が表れないことがあるため、しっかりとした姿勢改善が必要です。
効果的に筋肉をつけるために姿勢改善を行うことの方が、将来的に良い体になっていることもあります。
側弯
通常の不良姿勢に比べ、特徴的です
背骨の椎骨の異常による構築性の側弯と、左右の筋肉の不均等や脚長差による機能性の側弯症があります。
特に女子が多く見られ、腰痛を引き起こしやすい特徴があります。
むやみに腹筋をつけたいという理由で、腹筋運動などの腰を曲げる運動は、腰に負担をかけるために注意が必要となります。
まとめ
猫背など悪い姿勢は、気がつかない場合がほとんどです。
私も筋トレを行なって欲しいと思っています。
しかし、ダイエットにしろ筋トレにしろ、短期で強度のある激しい運動は、数年後カラダに何かしらの痛みや不安を伴っているデメリットがあるかもしれません。
長期的にみると、美しい姿勢を作りを行うことが必要です。
将来、健康的な美しいボディラインを継続し続けることにも、まずは姿勢作りを行うことの方がメリットが多いのです。
美しいウエストラインを作るには、骨格レベルからゆがみや悪い姿勢改善が必要です。そして、並行して筋トレを行うことで、代謝が上がり、くびれのある引き締まったウエストラインが手に入ります。
本気で衰えることのないボディラインを手に入れたい方へ